関西を本拠地とするJ1の4クラブ(京都、G大阪、C大阪、神戸)と関西学生選抜2チームの計6チームによる「関西育成リーグ」(仮称)を設立すると関西サッカー協会などが28日に発表した。

 今季はJリーグのサテライトリーグが中止となり、次世代を担う若手選手に試合経験を積ませることで強化・育成を図るのが狙い。ホームアンドアウェーの2回戦総当たりのリーグ戦で3月から11月まで実施する。日程発表は2月下旬の予定。

 関西学生サッカー連盟の須佐徹太郎常任理事は「プロとの緊張感ある、白熱した攻防を積ませることで学生にはいい経験となる」と話し、神戸の安達貞至副会長は「若手のレベルアップはもちろんJリーグの立場から言えば選手のスカウト活動にもなる」と歓迎した。