J1リーグで60メートル弾や、直接FKでの2ゴールをマークしている名古屋の絶好調男イゴル・ブルザノビッチ(24=モンテネグロ)が8日、セルビア戦(7日、長居)で大敗した日本代表を気遣った。セルビアの隣国モンテネグロ代表で10番を背負った華麗な経歴を持つMFは、昨季途中に名古屋入りするまでセルビアの名門レッドスターに所属。若手中心の実質「国内リーグ選抜」で来日した相手を知り尽くしている。一方で、昨季はJリーグのスピードへの適応に苦しむなど、日本のレベルの高さも知っている。

 それだけに、日本がまったく見せ場もなく敗れた内容に首をかしげ「昨日のセルビア代表で、W杯本大会のメンバー入りするのは1人か2人だと思うんだけど…」と、日本代表の行く末を案じていた。