<天皇杯:山形3-0ブラウブリッツ秋田>◇2回戦◇5日◇NDスタ

 山形が、完封勝ちで格の違いをみせた。前半32分、MF古橋の右CKを、MF増田誓志(25)が頭でたたき込み先制。後半23分には、プロ初先発のFW太田徹郎(21)が、相手と競り合いながらプロ初ゴールをマークした。さらに同44分には、DF小林亮(27)の右クロスがオウンゴールを誘った。ただ、スコア上は圧勝も試合の序盤にピンチも招き、小林監督の表情はさえない。「試合にいい入りができなかった。新しく出た人の活躍も見えたので、リーグ戦につながる好材料と、個人のところでミスが出たところを改善したい」と話した。