昨季限りで引退した元日本代表DF宮本恒靖氏(35)の引退試合が16日、神戸市内のホームズスタジアムで開催された。

 試合後のスピーチでは涙は見せずにサポーターへ、最後のあいさつをした。

 「17年間の現役生活はいろいろなことがありました。ガンバで試合に出れなかったこと、なかなか勝てなかったこと。日韓W杯に出たこと、アジア杯で優勝したこと。ドイツW杯で悔しかったこと。そして神戸に来たこと。サッカーは日本で、もっと大きな存在になれる…」。

 熱いメッセージを残して、日本を支え続けた「キャプテン宮本」がユニホームを脱いだ。