浦和は16日、さいたま市内のグラウンドでJ2栃木と練習試合を行った。前半8分に先制を許し、追いかける苦しい展開になった。相手の早いプレスに苦しみ、好機をつくり出せない時間帯が続いた。後半27分、DF堀之内聖(31)のロングパスからFW原一樹(26)、DF野田紘史(24)とつないでMF山田直輝(20)が右足でゴールを決め、同点に追いついた。しかし同33分、相手FKからこぼれ球を決められ、1-2で敗北。ペトロビッチ監督(45)は「悪い試合だった。やるべきことが増えた。若い選手は、浦和レッズにふさわしい選手として生き残るためにすべての能力を向上させないといけない。タレント性のある若い選手は成長過程を磨く。中堅や年をとっている選手は、自分たちにあったプレーをしてほしい」と、奮起を求めた。