G大阪の呂比須ワグナー・ヘッドコーチ(HC、42)が18日、大阪・万博練習場を初めて訪問した。昼すぎにジョゼカルロス・セホーン新監督(61)らスタッフとともに訪れ、自主トレを行っていた選手らと初対面した。

 元日本代表FWの呂比須HCは「いや~っ。遠藤選手が味方で良かったなあ~」とにんまり。

 さらに「監督が代われば、やり方も違うものになる。これまでは攻め方でも、たくさん点は取っているけれど、逆に守る時にいろいろ(難が)あった。素晴らしい環境でできるのだから、しっかりやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

 自主トレを行っていた大黒柱のMF遠藤保仁もセホーン新監督と、呂比須HCとあいさつを交わし「これまでも呂比須さんと話をしたことはなかったので、ほとんど初対面に近い。監督もピッチ外では優しい、ピッチ内では厳しいような印象でした」と淡々と話した。

 チームは19日に新体制会見を行い、22日からの沖縄・石垣島キャンプで本格スタートを切る。