G大阪DF安田理大(20)が15日磐田戦(エコパ)で先発復帰し、怒りのゴールをねじ込む。ACLのチョンブリ戦は後半38分から出場したが、格下相手に1-1ドロー。一夜明けた13日「(出場までは)見ていて歯がゆい感じがした。もっとシュートを打たなあかん」。チームはJ1開幕千葉戦から2試合で1得点、2連続ドロー。「連係不足とか言い訳にならない。もう開幕してるんやから」と危機感を募らせた。

 左サイドから得意の「ミチカムクロス」と見せかけて、中央へ切れ込んでミドルシュートを放つ。昨季の大ブレークで、左サイド突破は相手に研究されていると痛感。「シュートを打っていけば、相手も守るときにどっちで来るか迷うはず」と意気込んだ。磐田戦に向け、西野監督も「当然考えている」と安田理の先発復帰に前向き。ゴールに向かって突撃し、停滞するチームを救う。