甲府が当初の予定通り、7日から18日まで宮崎キャンプを行うことになった。今日2日にも正式決定される。霧島連山の新燃(しんもえ)岳の噴火による火山灰の影響で川崎Fがキャンプを中止した綾町が会場だが、北西の風に風向きが変わったため、ほとんど灰が降らない状態。

 キャンプ地職員によると、1月中は西南の風でピッチ一面白く積もっていたが、1日朝の大きな噴火でも灰が降らなかったという。2日は雨予報で空気中の灰が洗い流されることが期待される。クラブの強化担当者が下見し、実施に支障はないと判断。代替案も用意していたが、練習試合5試合を組むなど戦術強化の意味合いが強かっただけに中止は避けたいところだった。