ザックジャパンに続け!

 日本フットサルリーグ(通称Fリーグ)は24日、都内で10年度の表彰式を行い、リーグ創立以来破竹の4連覇を達成した名古屋などを表彰した。名古屋は6月にカタール・ドーハで開催されるアジアフットサル選手権の出場権を得た。

 名古屋FP(フィールドプレーヤー)北原亘主将(28)は「アジアや世界で結果を残すことがフットサル普及につながる。必ず優勝して認知度を上げたい」と意気込んだ。ザックジャパンがアジア杯を掲げた地で、今度は名古屋が初のアジアNO・1を目指す。

 リーグ全体がハングリー精神の塊だ。この日表彰された外国籍選手を含む全選手が「森永さん、ウイダーインゼリーさんありがとう」と、壇上で次々とスポンサーの名前を出して感謝の意を表した。北原主将は「サッカーと違って、世間に知られていないので、みんな危機感はある」と説明した。

 Fリーグ大仁邦弥会長は「現在10チームだけど、目標は16チーム。リーグもチームもスポンサーがいないと、運営が厳しいのが現状だけど、どんどんチャレンジしていく」。Jのオフの期間中はJリーガーの参戦も可能にするなど、あの手この手で、Fリーグを盛り上げていく。【盧載鎭】