まさかのインフルエンザだった…。体調不良を訴えていた東京FW平山相太(27)は24日の練習にも現れず、3日連続の不参加となった。その理由は、インフルエンザによるダウン。22日の午後練習から回避し、病院での検査の結果、陽性との診断を受けていた。平山は「けがをしないように」と年明けから全国の神社で祈願したにもかかわらず、初っぱなから、とんだ災難となった。

 好事魔多し-。当初は順調な滑り出しを見せた。チームの始動前から積極的に自主トレに励み、選手間では「ボールが足に吸い付いてる。今年の相太はやってくれそう」という声まで上がっていた。相次ぐけがに続き、インフル感染とは不運というしかない。ランコ・ポポビッチ監督(45)は「日中の気温の変化が激しいから体をケアすることが大事。体調の異変を感じたらまずは休む。長引かせるよりはいい」。無理はさせず、チーム内へのまん延を防ぐ方針だ。【栗田成芳】