【ドーハ(カタール)13日=岡崎悠利】森保ジャパンにまたもアクシデントが起きた。MF三笘薫(25=ブライトン)が、発熱のため日本代表への合流が遅れることが決まった。

13日のプレミアリーグ第16節ホームのアストンビラ戦(1-1)はベンチ外になった。日本代表関係者によると、三笘の合流時期は未定。DF中山雄太が右アキレス腱(けん)の手術で欠場が決まり、MF遠藤航が試合中に緊急搬送…。今度は森保ジャパンのジョーカーが想定外の事態に見舞われた。

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まさかの事態だった。プレミアリーグの公式戦で2戦連発と絶好調だった三笘は、13日のアストンビラ戦では3戦連発も期待されていた。しかし、三笘は他の主力2選手とともに欠場。デゼルビ監督は「彼らは病気だ。熱がありプレーできない」と話した。

三笘は試合後の14日に、すでにドーハで活動をスタートしている日本代表に合流する予定だった。しかし、今回の事態を受けて、日本協会の担当者は「明日来る予定だったが、キャンセルになった」と説明。三笘の具体的な合流時期については「なるべく早くと思っているが、しっかり回復したのちに。どれくらい(の時期)かは確認できていない」と続けた。

アジア最終予選では3月のオーストラリア戦でW杯出場を決めるゴールを決め、一気に日本代表での存在感が上昇。先月14日に右足首を負傷し、心配されたが、約2週間後に復帰。最近はプレミアリーグ初ゴールから、公式戦2戦連発とW杯に向けて状態を上げていた。

まるで何かに呪われているようだ。W杯カタール大会が近づくごとに、浅野、板倉、冨安、久保とケガ人が続いた。その後、ケガ人は回復してきたが、1日の日本代表発表以降に、再びアクシデントが続く。2日にはDF中山雄太が右アキレス腱の手術を受けるため欠場、8日にはMF遠藤航が試合中に接触し救急搬送…。そして13日、森保ジャパンのジョーカーも、ここにきて発熱というまさかの事態に襲われた。

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