スペインサッカー連盟が18日、ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨むスペイン代表メンバーに、負傷したバレンシアDFガヤの代わりとしてバルセロナDFバルデ(19)を追加招集したことを公式サイトで伝えた。

ガヤは11日にルイス・エンリケ監督が発表したW杯メンバー26人に選ばれていたが、16日の練習中に右足首を捻挫し、17日に行われたテストマッチのヨルダン戦欠場を余儀なくされた。この事態を受けルイス・エンリケ監督は最終的にガヤを外し、新たな左サイドバックとしてバルデのメンバー入りを決断した。

バルデはバルセロナの下部組織出身。昨季トップチームデビューを飾り、今季ここまで公式戦16試合に出場している。今月U-21スペイン代表に招集され、18日にU-21日本代表と対戦する予定だったが、急遽フル代表に初招集され、W杯に参加することになった。

これによりバルセロナはW杯カタール大会のスペイン代表メンバーに、エリック・ガルシア、ジョルディ・アルバ、ブスケツ、ペドリ、ガビ、フェラン・トーレス、アンス・ファティ、バルデの8人を輩出している。

 

スペイン代表はこの後、23日のコスタリカ戦でW杯をスタートし、27日にドイツと戦った後、12月1日に日本と1次リーグ最終節で対戦する。(高橋智行通信員)