【ドーハ(カタール)19日=岡崎悠利】サッカー日本代表DF長友佑都(36=東京)が、W杯の初戦でぶつかるドイツ代表と「もう1000回以上対戦している」と万全の準備を語った。

4月に抽せん会が行われてドイツと同組に入ってから「イメージトレーニングはいやというほどやっている」と話した。自身もW杯出場に向けて東京でまい進しつつも、脳内ではドイツ代表の猛者とのマッチアップを常に思い描いてきた。「(イメトレは)何回やったかな。もう1000回はやっているか。(自分が)左サイドだとしたらホフマン、ニャブリとマッチアップしないといけない。1000回は彼らと対戦していると思うし、その2人だけじゃない」と、体にプレーが染みつくほど確認した。

実際に誰とマッチアップするかはわからないが「いろんな選手が流動的なサッカーをしてくる。どんな選手がきても対応するイメージはしている」と豪語。「いろんなイメージが必要」とうまくいかなかった場合についても想像をめぐらせながら「最後は勝っています」。強敵撃破の絵はすでに描けている。