23日のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ初戦で、日本を歴史的勝利に導いたFW浅野拓磨(28=ボーフム)が試合後、自身のツイッターに、大会開幕後初めてコメントを投稿した。

1-1で迎えたドイツ戦の後半38分、相手守護神ノイアーを前に、浅野は角度のない右サイドから右足で強烈なシュートを放ち、一世一代の勝ち越しゴールを決めていた。

「この日、この瞬間のためだけに4年半前から準備してきた。悔しいことも嬉しいこともムカつくことも全てが今日、この瞬間に繋がってる。応援してくれてる方、本当にありがとうございます。批判してくれてる方、感謝はしてないですがそれも今日に繋がってます。まだまだここから頑張ります。感謝。」(原文まま)

愛称ジャガーの通り、試合会場で両手で爪を立てる“ジャガーポーズ”の写真も掲載している。

浅野は9月に右膝を大けがし、事実上のぶっつけ本番で26人の最終メンバーに選ばれ、その際にも批判的な声はあった。

4年前の18年ロシア大会では直前で最終メンバーから外れ、精神的ショックを負いながら、ここまでの原動力にしてきた。