日本代表はヘボじゃない!

元日本代表DF田中マルクス闘莉王さんは24日、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組で、日本代表がドイツから大金星を収めたことを受け、「緊急謝罪」と題して、自身のヘボ発言を撤回した。

笑顔で登場すると、冒頭で「前田ヘボ、上田ヘボ、浅野……ヘボじゃない! ようやってくれた!」と、決勝弾を放ったFW浅野拓磨(28=ボーフム)をたたえた。その上で、「謝罪します。取り消しです。浅野はヘボじゃなくなりました。あの大舞台で点を取ってくれたんです」と潔く謝罪した。

闘莉王さんは大会前に投稿した動画内で、FWとして選出された3選手(浅野、前田大然、上田綺世)について「ヘボ、ヘボ、ヘボ。3人をミキサーに入れて1人だけの選手を作るんだったら、それも作れないくらい、3人ともヘボ」とぶった切っていた。

それを覆す大活躍に、辛口の元代表は称賛。「あのトラップが決まって、最後の最後は思い切って打って。ボール1個分しか空いていなかったが、勝つべき得点につながった」と評価した。

闘莉王氏は10年の南アフリカ大会に出場。16強進出に貢献した。