米国(B組2位)はオランダ(A組1位)に1ー3で敗れ、02年日韓大会以来となるベスト8に進むことはかなわなかった。

自慢の堅守が崩れて前半だけで2失点し、出はなをくじかれた。後半になるとエースFWプリシッチ(24=チェルシー)やスピードのあるFWウェア(22=リール)を中心に盛り返し、同31分にライトのゴールで1点差に迫った。その5分後にオランダに追加点を奪われて追い上げムードに水を差され、そのままスコアは動かず。ベスト16で今大会を終えた。

敗れはしたが、プリシッチら若手の台頭を印象付けるなど収穫が見えた。26年W杯ではカナダ、メキシコと共催で大会を行う。この悔しさをバネに、4年後にホスト国として挽回を期す。