5日に行われたFIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦で敗れた日本の選手たちについて、1次リーグ最終節で対戦したスペインの大手スポーツ紙マルカが評価した。

同紙は1次リーグでドイツとスペインを破って予想外の首位通過を成し遂げ、初の準々決勝進出まであと一歩のところまで迫った日本代表の16人を以下のように採点している。

伊東、堂安、前田の3人がチームトップの2点(最高3点)。続いて権田、吉田、谷口、長友、遠藤、守田、鎌田、三笘、浅野、酒井の10人が1点、冨安と南野の2人が最低の0点、田中は出場時間が短く評価なし。森保監督の評価は1点だった。

同紙はまたこの試合について「日本がクロアチア相手にPK戦でハラキリ」と見出しをつけた。そして日本について「サムライブルーが今大会でサプライズチームになった秘訣(ひけつ)は、対戦相手を麻痺(まひ)させるメンタルテクニックと、勝利を得るために最大限のパフォーマンスを発揮できる戦術を用い、冷静さを完全に保ったことだ。それによりジャパニーズドリームが生まれ、PK戦のハラキリまで続いた」と評していた。(高橋智行通信員)