【ドーハ(カタール)16日=磯綾乃】国際サッカー連盟(FIFA)は理事会を行い、ジャンニ・インファンティノ会長(52)が、出場チームが48チームに増える次回26年ワールドカップ(米国、カナダ、メキシコの3カ国共催)の1次リーグの実施方法を再検討することを明かした。

出場チームが32から48チームに増える次回W杯の1次リーグは、3チームずつ16組に分けて上位2チームが決勝トーナメントに進む方式だったが、現行と同じ4チームずつにして12組で実施する案を検討するという。

インファンティノ会長は理事会後に行われた記者会見の中で「3チーム16組か4チーム12組か、フォーマットを変えるか、少なくとも再検討する必要がある。これは、今後数週間で議題になるでしょう」と言及した。3チームずつに分ける新方式の場合、日程などの公平性などの問題が懸念されていた。

インファンティノ会長は、今大会で1次リーグが盛り上がっていたことに触れ「4チームの組は最後まで面白かった。どちらが良いか、再検討しなければいけない」と話した。