史上初のノーサプライズ・ジャパンの誕生だ。日本サッカー協会(JFA)は5月31日、都内のホテルでワールドカップ・ロシア大会に臨む日本代表23人を発表した。

 取材対応のなかった海外組の選手たちは、自身の会員制交流サイト(SNS)などで選出された思いをつづった。主将のMF長谷部は「いま現在の日本代表の置かれている状況が厳しいことは承知しています。しかし、この状況を打破することができるチームだと確信しています」とW杯本番での躍進を期した。DF長友は「やってやる」と短い言葉に決意を込める。GK川島は「とても光栄で、身の引き締まる思いでいっぱい」と心境を記し「本当の戦いはここから」と気を引き締めた。