日本協会は13日、W杯ロシア大会の日本代表にバックアップメンバーとして同行していたMF井手口陽介(21)が、所属するイングランド2部リーズに合流するため、離脱すると発表した。

 5月31日のメンバー発表でW杯に行く23人から漏れた後、チームの一員として合宿に参加。トレーニングを続けていたが、リーズの練習に参加するため、代表がロシアでベースキャンプを張るカザンへ移動するタイミングで、チームを離れる決断をした。

 今年1月に期限付き移籍したスペイン2部クルトゥラル・レオネサでは、ほとんど出番がなくW杯メンバーから落選する要因になった。次の22年W杯カタール大会では不動の主力になるべく、クラブへ戻り、欧州でしっかり出場機会をつかむための準備に入る。