2026年ワールドカップ(W杯)で史上初の3カ国共催が決まった米国、カナダ、メキシコの首脳は13日までに、相次いで共催への協調路線を強調するメッセージを発表した。3カ国は北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉協議などで対立を続けている。

 トランプ米大統領は「米国がメキシコとカナダと共にW杯を勝ち取った。おめでとう」とツイッターに投稿。カナダのトルドー首相も「招致に努力していた全ての人々におめでとう。素晴らしい大会になるだろう」と書き込んだ。

 トランプ氏の言動でぎくしゃくした関係が続くメキシコのペニャニエト大統領も録画メッセージで「サッカーがカナダと米国、メキシコの結束を示した」と述べた。