サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会の1次リーグで日本に敗れたコロンビア代表のホセ・ペケルマン監督(68)が19日の試合後にロシア・サランスクのモルドビア・アリーナで公式会見に臨んだ。

 指揮官は「最初の数分がカギだったか?」と聞かれ「確かにその通り。11対11で戦うはずが、最初の3分で重要な選手を失った。前半は頑張ったが、後半に入って、日本は自分のスタイルでうまくプレーをしました。そしてチャンスをつかみました」と語り出した。

 今後に向け「まったく違うことを予想していた。初戦は勝ちたいと予想していた。しかし、プラスの要素があるとすれば、チームは何とか重要な選手を失った後も同点にできた。できるということは、次の試合で勝てるのではないか。2試合で負けを相殺したい」と前を向いた。

 「後半、引き分け狙いのプランは?」との質問には「私が投入した選手を見れば、守りには出ていなかったと分かると思う。なるべく前にボールを回したい。それで日本をもっと苦しめたかった。残念ながら、うまくはいなかかった。守りに回ろうと思っていた訳ではない。バッカ、ハメスで攻撃に出ようとした。キンテロは前半で疲れてしまって体力がなくなった」とした。