日本代表MF本田圭佑(32=パチューカ)が22日の練習後に取材に応じ、負傷した足の状態は問題ないと語った。

 この日の練習は非公開で行われ、冒頭約15分が公開された。本田はコロンビア戦で両足を打撲したことを明かした。前日までは別メニューで調整するなど、勝てば決勝トーナメント進出が大きく近づくセネガル戦(24日、エカテリンブルク)の出場が心配されていた。本田は「たいしたことないです。自分のなかではもういくつか(セネガルの)弱点を見つけていて。そこをどう突けるか。それを徐々に選手と共有し始めている」と、次戦に向けて状態を高めていることを口にした。

 コロンビア戦では左CKのキッカーを務め、FW大迫の決勝ゴールをアシストした。10年南アフリカW杯ではカメルーンから、14年ブラジルW杯ではコートジボワールからそれぞれゴールを奪うなど、アフリカ勢は得意としている。「キッカーとの供給する側の兼ね合いがある。僕がする側なのかされる側かもある。動きだしをする選手は見てあげたいし、出せる選手には俺をちゃんと見ておけと言ってある」と、ゴールへのイメージを語った。