イングランドのケーンが後半12分にPKを決め、出場3試合で得点ランク1位となる6得点、うちPKで3得点だ。

 同国で1大会6得点は86年大会で得点王となったリネカー以来で、W杯通算でもリネカーの10点に次ぐ2位。元アルゼンチン代表マラドーナが86年大会から3大会で重ねた通算得点にも並んだ。「ずっとPK戦では散々だったことはわかっているさ。ここぞという時に力を発揮することが重要。結果を出せた」と喜んでいた。

 ▼ケーン記録メモ イングランドの主将ケーンは今大会得点ランク首位の6得点目。主将としてW杯通算6得点はマラドーナ(アルゼンチン)に並ぶ歴代最多タイ記録。また、PKだけで今大会3ゴール目で、PKで1大会3得点以上は、66年のエウゼビオ(ポルトガル=9点中4点)74年のニースケンス(オランダ=5点中3点)78年のレンセンブリンク(オランダ=5点中4点)94年のストイチコフ(ブルガリア=6点中3点)に次いで史上5人目。