ここまで4得点だったベルギーのルカクは好機を生かせず、得点王の可能性は消えた。前半終了間際、間合いをはかって左足で狙った一撃はDFがブロック。前後半に1度ずつデブルイネのスルーパスで抜けた場面は、ともにボールが足につかなかった。

 ゴールを決めたのは1次リーグの第1、2戦だけだったが、マルティネス監督は最前線で体を張り続けたプレーを高く評価。「彼は得点王になるためでなく、チームに貢献するために来た。彼の姿勢に感謝したい」とねぎらった。