クラブ世界一を決める「FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)」は今日10日、開幕する。

 オークランド(ニュージーランド・オセアニア代表)には、柏の下部組織で1年間プレーしたMFマイケル・デンハイヤー(19)が所属する。13年U-17W杯にニュージーランド代表で出場したデンハイヤーは「日本最高のユースプログラムで学びたい」と昨年3月に柏日体高へ留学。同時に柏U-18へ加入した。

 185センチ、80キロの大型MFは長いストライドを生かしたキープ力と球際の強さを武器にプレミアリーグ・イースト優勝に貢献。C大阪とのチャンピオンシップは敗れたが「最高の思い出になった。ポゼッション重視の柏でプレーできたから、オークランドに入団してからスペイン人のトリブリエチ監督のサッカーにも簡単に対応できた」と話す。

 現在はアマチュア選手。「Jリーグでプレーするのが夢なんだ。オファーがあれば、今すぐにだって日本へ行くよ」。センターバックとして出場する見込みの今大会で世界中からオファーを引き寄せるつもりだ。