ローマのベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン(27)が、ベルギー同時テロに遭遇する可能性があったことを示唆した。伊ガゼッタ・デロ・スポルト紙が報じた。

 ナインゴランは「私もあの時間、ブリュッセル空港に行くはずだった。だがスポンサーとの仕事があったので、1日前にアントワープに入ったのだ。そうでなければ、ローマからブリュッセルに入る飛行機に乗って、あの時間、空港に到着していたはずだ」と話した。

 また、今夏フランスで行われる欧州選手権が無観客試合になる可能性もあるが、ナインゴランは「それは寂しいことだ。空のスタジアムで試合をしても、平和のメッセージにはならない」と話したという。