Rマドリードは11日、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(25)が、ブンデスリーガの強豪バイエルンに移籍すると発表した。買い取りオプション付きの2年間のレンタル移籍になるという。

 ロドリゲスは14年W杯ブラジル大会後、8000万ユーロ(約104億円)でフランス1部モナコからRマドリードに移籍し、初年度の14ー15年には公式戦46試合に出場し17ゴール18アシストと結果を残した。

 ところが、翌15-16年に監督がベニテス、ジダンと代わってから定位置を失った。特にジダン監督からは信頼を得られず、攻撃陣の序列ではC・ロナルド、ベンゼマ、ベールのBBC、MFイスコよりも下に位置付けられ、16-17年は公式戦32試合に出場し11得点も途中出場が多く、シーズン中から移籍の可能性が報じられ続けていた。

 ブンデスリーガで史上初の4連覇を達成したバイエルンのアンチェロッティ監督は、ロドリゲスがRマドリードに加入した初年度の監督。信頼関係のある指揮官の下、ロドリゲスは再起を目指すことになる。