マインツFW武藤嘉紀が9日のレーバークーゼン戦で今季初ゴールを決めたが、10日の独紙ビルトは「マインツの日本人選手、カラテキックでゴール」と伝えた。

 以下、同紙の抜粋。

 レーバークーゼンがまた勝てなかった。マインツは武藤嘉紀のカラテキックによるスペクタクルなゴールで同点に追いついた。これが試合を決定づけたシーンだった。それ以降レーバークーゼンは全くいいところがなかった。ハイコ・ヘアリッヒ監督へのプレッシャーは強まってきている。開幕3試合でわずかに勝ち点1はクラブ史上ワースト。「マインツ戦で勝ち点を重ねられないと、自分たちにとって居心地悪いものになってしまう。私にとってもだ」と試合前に話していたが、その通りになってしまった。

 マインツは後半にU-21フランス代表キャプテンのディアッロがヘディングゴールで勝ち越し。さらに後半26分、途中出場のセルダルが加点した。

 レーバークーゼンのアドミア・メメディは「3節終了時に勝ち点1は考えられない。絶対に2-0にしなきゃいけなかった」と語り、スベン・ベンダーは「マインツはアグレッシブでいいプレーをしていた。もっとはっきりとしたプレーをしないといけない。頭を上げてやっていかないと」と話していた。