FWロナルドが2得点を決め、レアル・マドリード(スペイン)がホームでAPOEL(キプロス)に3-0で快勝し、3連覇へ向けて好発進した。

 Rマドリードは前半12分、FWイスコがドリブル突破から左サイドのFWベールへ預け、ベールがダイレクトで折り返すと、ファーまで抜けてきたボールをロナルドが右足でファーのサイドネットを揺らし、6大会連続CL初戦弾を決めて先制。後半開始直後にロナルドが右クロスに左足を合わせ、ボールはクロスバーを直撃して真下に落下したが、判定はノーゴール。しかし、同6分、ベールのクロスが相手ハンドを誘ってPKを獲得。これをロナルドが右足でゴール左へ突き刺して追加点を奪った。さらに同16分、DFセルヒオラモスが相手パスをカットし、DFマルセロに預けてそのままオーバーラップ。マルセロのクロスからのこぼれ球を右足のオーバーヘッドで押し込んでダメ押しした。

 リーグ戦では5試合出場停止中のロナルドは「早く試合をしたかった。リーグとCLは違う大会だし、最初からプレーしてゴールを決めることは自分にとってとても大事なことだった。勝利の力になったし、力になれたことに満足」と、勝利を喜んだ。

 ジダン監督は「チームの核となる選手で重要な選手。いつでも彼の力が必要な時にいてくれるし、いつでもゴールを決めてくれる。その仕事をこれからも続けて欲しい。日曜日起用できないが、それが今シーズンの最後になることを望んでいる」とエースの活躍に期待した。