ドルトムントMF香川真司が今季初ゴールを挙げ、ブンデスリーガ通算37得点としてシュツットガルト、マインツに所属していたFW岡崎慎司(現レスター)の持つ日本人最多得点記録に並んだ。

 今季初のスタメン出場を果たした香川は前半24分、右サイド奥の角度のないところからのFKをMFヤルモレンコが左足で柔らかい浮き球を上げ、DFトプラクが相手DFと競りながら落としたボールが自身の体に当たってこぼれたところを、自らが素早く右足で蹴り込んだ。

 10年にセレッソ大阪からドルトムントに移籍し、1年目は8得点を挙げて9年ぶりのリーグ優勝に貢献。2年目は13得点をマークしてチームをリーグ2連覇とカップ戦王者に導いた。その後、マンチェスター・ユナイテッドに移籍したが、14年に復帰。14-15年は5得点、15-16年シーズンは9得点、16-17年シーズンは1得点を記録していた。

 チームは後半18分にカウンターからFWオバメヤンが左足で流し込み、同34分にはMFプリシッチがペナルティーエリア右から右足シュートを決め、3-0で快勝した。香川は2-0とリードした21分に退いた。

 2連勝のドルトムントは4勝1分けの勝ち点13で首位を守った。