ワースランドベベレンMF森岡亮太が今季5得点目を挙げ、フル出場して2点に絡みチームのホームでの3-0の勝利に貢献した。

 1-0とリードした後半19分、相手パスカットからのカウンターで、左サイドのMFアムポマーのパスを中央でフリーで受け、ペナルティーアーク付近から飛び出してきた相手GKの右を抜く右足シュートを決めた。同36分には左CKでFWディールクスのゴールをお膳立てした。

 マンツーマンのマークを受けた森岡は「ちょっとタイミングをずらした時に味方の出すタイミングとうまいこと合わないと、良い形で受けれない。それが遅くなっちゃうとガツっと来られる。そこが難しかった。実際、後半まで全然、何も出来なかった。予想以上に良いマンツーマンでしたね」と苦笑い。しかし後半に入り1ゴール1アシストと結果を残した。「『(アムポマーに)あそこで俺に出せば絶対にチャンスになるから』とずっと言い続けている。うまく前に向けましたし、本当に練習通りにサクッと落ち着いて決めれました」と得点ランク3位タイとなるゴールを振り返った。

 日本代表には選出されなかったが、「その気にはなってましたけれど、やっぱり入れないというのは理由があるわけで。監督がメディアで言われていることも必要なことでしょうし、自分はまず結果を出しつつ、チームでどれだけ出来るかというところを1試合1試合続けていくしか無い気がしますね」と、最終的にはロシア大会出場を目標に掲げた。

 ワースランドベベレンは3勝3分け3敗の勝ち点12で暫定7位。