プレミアリーグのクラブは来年のW杯に所属選手を送り込むことで何百万ポンドという大金を手に入れる可能性があると、11日の英紙サンが報じた。

 国際サッカー連盟(FIFA)は14年ブラジル大会時より、決勝に進出した選手が所属するクラブへの支払いを3倍にした。決勝を戦う2つのチームに登録された選手に対して、30万ポンドが各クラブに支払われる。ピッチに1分も立っていなかったとしても、23人の登録に入っていれば適応されるという。

 例えばベルギーとイングランドが決勝に進んだ場合、マンチェスターC、マンチェスターUとトットナムに大きな報酬が渡る。特にトットナムは最大9人の選手が選出される可能性があり、その場合クラブが総額約270万ポンドの報酬を受け取る。14年W杯時はFIFAが全部で7000万ドルを準備していたが、来年のロシア大会では2億900万ドルを用意しているという。