MF森岡亮太が所属するワースランドベベレンは、アウェーで首位クラブ・ブルージュに0-3で敗れた。

 地元紙ヘット・ラーツテ・ニーウスが「クラブ・ブルージュが獲得に動き、アンデルレヒトは興味」と報じた森岡はフル出場したが、ボール奪取に定評のあるジンバブエ代表のMFナカンバの執拗なマークに苦しみ、得意のスルーパスも不発。前半21分にペナルティーエリア内でナカンバに倒されたシーンでもファウルにはならなかった。「良い形で入れたんですが、何回かサイドに行かれ出したときに、自信持ってプレーできていたのが相手にちょっとビビったというか、相手のクオリティーに怖がりだしたというか…。こういう強いチームとやるときに、自分たちの攻撃が(FWの)アイザック(テリン)任せになってしまう。あいつが勝てる時は良い形で作れるんですけれど、アイザックが勝てなくなったときに、自分たちは何もないですよね。首位にいるだけのことはあると思います」と完敗を認めた。

 移籍に関しては「(クラブ・ブルージュは)こんな良いのに獲る必要ないでしょう!? 分かんないですけれど」とした。また日本代表については「良い経験になりました。(3月に向けては)考えてないです。ずっと入ってなかったし。とりあえず、今まで通りチームでという感じですね」と話した。

 ワースランドベベレンは6勝3分け6敗の勝ち点21で7位。