バイエルン・ミュンヘンは現在ブンデスリーガで首位を快走しているが、まぎれもない圧勝劇という姿はまだ見せていない。10日の独紙ビルトによると、トーマス・ミュラーはこの点について「前半戦終盤はなんとか勝ち続けるという点に集中していた」と明かした。現在はカタール合宿中、後半戦に向けて好条件が整ってきたようだ。「プレーの喜びが戻ってきたよ。みんながトップコンディションを保ち続けたら、それは間違いなく僕らへの助けになる。必要なのはコンビネーションプレー、オフザボールの動き、スピードの変化などだ」とミュラーは話した。

 特にFWとして大事なポイントとしてアリエン・ロッベン、フランク・リベリー、キンスリー・コマンのウイングトリオを挙げた。「いつも1人は故障で欠場していた。そうなると残りの2人が過密日程になる。3人とも健康なら、1人は休養を取ることができる」とコメント。

 またホッフェンハイムからドイツ代表FWサンドロ・ワーグナーが加入したことについて「これで僕は自分の強みをこれまで以上に出せる」と喜んだ。