ブンデスリーガで17日、ケルンはハノーバーと1-1で引き分けた。18日の独紙ビルトは以下のように報じた。

 ケルンの降格への時計の針が進んでしまった。4試合連続未勝利となってしまった。後半ロスタイムに途中出場のクラウディオ・ピサロがダイビングヘッドでゴールを決めたかと思われたが、ビデオ判定の結果、その直前のパスを出したリッセがオフサイドの判定で、ゴールは取り消しになった。

 GKティモ・ホルンは「サッカーを愛する人にとって、今シーズンはいくつかのものがビデオ判定で取り上げられてしまった。判定が正しいかどうかが問題じゃない。この前のライプチヒの試合ではハンブルガーSVの選手が1~2メートルもオフサイドの位置にいたのに、ビデオ判定が行われなかったりという曖昧さが問題だ」とコメントした。

 審判のマルクス・シュミットはこうした声に対して「すべてチェックされている。そのライプチヒでのゲームでもそうだった。ただあの状況ではオフサイドを認識するのは不可能だった。ファンの気持ちはよくわかる。ゴールを喜びたいし、ビデオ判定かどうかを待ちたくはないだろう。だが、クラブがより正当な判定がされるためにとビデオ判定の決断をしたんだ」と説明した。