バルセロナで合宿中だったウェストブロミッジの4選手がタクシーを盗んだ疑いでスペイン警察から事情聴取を受けた件で、18日の英紙サンが続報を伝えた。

 4人はマクドナルドでビッグマックセットとチキンバーガーを4個ずつオーダーして、ドライバーに取りにいかせている間にタクシー車両を勝手に運転したことが判明したという。真意は分かっていないが、いたずらとして笑っていたとされている。

 マクドナルドで事件当日責任者を務めていたサライ・オルテガガルシアさんは、ドライバーから車が持ち去られたと伝えられた。「注文は全部で31・60ユーロだった。ドライバーが注文を受け取りに車両から出ている間に、1人の選手が運転をして立ち去った。彼らは面白いと思ってやったと思うけど、ドライバーがかわいそうだと感じた。それにお金持ちのサッカー選手がやったと、そのときは知らなかった。警察がきちんと対処してくれることを願う」と証言した。

 逮捕者は出ていないが、地元警察は捜査中。4選手はクラブの公式声明で「この機会に謝罪をしたいです」とコメントを出していた。