第2戦が行われ、リバプールが06-07年シーズン以来11季ぶりの決勝進出を決めた。アウェーで2-4でローマ(イタリア)に敗れたが、2戦合計7-6で勝利した。

 第1戦を5-2と大勝していたリバプールは前半9分、相手MFナインゴランのパスミスをFWフォルミノが奪いカウンター。ラストパスを受けたFWマネが左足で押し込んで早々と先制点を奪った。同15分にDFロブレンのクリアがMFミルナーに当たったはね返りがゴールネットを揺らす不運なオウンゴールで同点とされたが、同25分、左CKからの競り合いでのこぼれ球をMFワイナルドゥムが頭で押し込んで勝ち越しに成功し、2戦合計7-3で前半を折り返した。

 しかし、後半に入りローマの反撃を許し、同7分にこぼれ球をFWジェコに押し込まれ、同41分にはナインゴランに右足ミドルシュートを決められた。さらに、同ロスタイム、DFクラバンのハンドでPKを献上。これをナインゴランに決められて2戦合計で1点差まで迫られたが、直後に試合終了の笛が鳴って逃げきった。

 05年以来6度目のタイトル獲得を目指し、5月26日にキエフで行われる決勝で、3連覇を目指すレアル・マドリード(スペイン)と対戦する。