今季限りでバルセロナを退団することを発表したスペイン代表イニエスタの移籍先について、8日にスペイン各紙が報じた。

 マルカ紙は「日に日にイニエスタの中国行きは難しくなっている。重慶(中国)は選手に約束した金額を支払うことができなくなっている」と、重慶との交渉は決裂したと伝えた。さらに「日本行きの可能性は高い」と神戸の名を挙げ、「オーストラリアや米国の可能性もある」とした。

 アス紙は「神戸と3年契約でイニエスタは日本でプレーする。合意はシーズン終了後に発表される予定。年俸2500万ユーロ(税抜き)」と報じた。同紙電子版は「(中国の)上海や北京、河北などが動向を注目している」とした。

 また、スポルト紙は「オーストラリアが本命だが、日本から重要なオファーが届いており、どうなるかわからない」「米国とカタールは脱落している。唯一公表していることは欧州ではプレーしないこと」などと報じている。