6月開幕のW杯ロシア大会に出場するブラジル代表はアルゼンチン代表の約1・3の市場価値があると、ブラジルのコンサルタント会社「プルリ・コンスルトリア」が両チームを比較調査した結果を発表している。

 それぞれ23人の代表メンバーの移籍市場での価値を合計すると、ブラジルが9億5180万ドル(約1050億円)、アルゼンチンは7億3830万円(約812億円)となった。

 46人の中で最も高いのはアルゼンチン代表FWメッシ(バルセロナ)の2億530万ドル(約226億円)で、チームの28%を占めている。

 ブラジル代表ではFWネイマール(パリサンジェルマン)がトップで1億9730万ドル(約213億円)で21%を占め、FWコウチーニョ(バルセロナ)が1億590万円(約116億円)で続いている。

 ロシア大会でブラジルは02年日韓大会以来、6度目、アルゼンチンは86年メキシコ大会以来、3度目の優勝を狙う。両チームは1次リーグから順当に勝ち上がると、準決勝以降で対戦する。