リバプールのドイツ人GKロリス・カリウス(24)が試合後、リバプールのファンがいるスタンドの近くまで行き、謝罪した。

 後半6分、相手ボールをキャッチしたカリウスは素早くスローしようとしたが、ブロックしに来ていたベンゼマが見えていなかった。ボールはベンゼマの右足に当たってゴールへ入り、先制点を献上してしまった。さらに1-2で迎えた後半38分にはベールのミドルシュートを正面でキャッチミスし、3点目を許してしまった。試合後カリウスは芝生に倒れこみ、Rマドリードの選手が何人も慰めに来ていた。

 27日の独紙ビルトによるとカリウスは「チーム、クラブのみんなに申し訳ない。あのミスが大きな痛手になってしまった。今日の僕は自分のプレーを見失ってしまった。あの瞬間、何も感じられなかった。迷惑をかけてしまった」とコメント。「今はとてもつらいけど、GKの人生というのはそういうものだ。また顔を上に向けてやっていかないと」と続けた。