レアル・マドリードのジダン監督が電撃辞任したことで、イタリア人監督にも余波が広がるようだ。1日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、Rマドリードの後任監督にトットナムのポチェッティーノ監督の名が挙がり、その場合はサリ監督がトットナムに行く可能性が出てきたという。

 ジダン氏のユベントス時代の同僚であるアレッシオ・タッキナルディ氏は同紙の取材に「全く驚いたよ。だが、いつものように、頭のいい人間のする選択をした」と、ジダン氏の辞任について語っている。「レアルは1つの時代が終わった。4、5人の選手は変わらなければならない。(ジダン氏は)これ以上のことはできなかった。ビッグとして、勝者として出て行った」と欧州CL3連覇を花道にしたとみている。そして今後について「ドミノ式に監督事情に影響が出るだろうね。(ジダン氏が)もう少し早く辞めていたら、パリサンジェルマンの監督になった可能性もあった」と話した。