なでしこジャパンのDF熊谷紗希(27)が7日、千葉市内で、小学1年から中学1年の男女を対象としたサッカースクール「ソルティーロ スペシャルクリニック」に講師役で出席した。

 W杯ロシア大会での男子代表の戦いぶりに刺激を受けたことを明かし「感動を与えてくれるサッカーをしていたと思う。お疲れさまでしたと言いたい」と労った。来年6月には、今度はなでしこが女子W杯フランス大会を戦う。熊谷はフランス1部リヨン所属ということもあって、同国でのW杯開催には力が入っており「(W杯の)ああいった雰囲気というのは自分たちで戦わないとわからないところですし、フランスでやれるというところもひとつあるので、そこは楽しみながらやっていきたいなと思います」と話した。

 現在はシーズンオフ中で、旅行などでリフレッシュする傍ら、W杯ロシア大会もテレビで観戦している。「録画もしながら、少し寝不足になりながらも見れるものは見ています。(優勝予想は)ベルギーです。すごくいい勢いできていると思う」と話した。

 同クリニックは熊谷のオフを利用して年2回ペースで行っているもので、今回で7回目。8日には熊谷の母校で、高校女子サッカーの名門で知られる常盤木学園のある仙台で同様のイベントを開催する。