MF乾貴士が所属するベティスは、Aマドリードとのアウェーで後半29分に決勝ゴールを許し、0-1で敗れた。ベティスは開幕のレバンテ戦以来7試合(欧州リーグを含むと9試合)ぶりの敗戦となった。

3日の欧州リーグ・デュドランジュ(ルクセンブルク)戦に出場した乾は、ベンチ入りはしたものの、2試合連続で出場機会はなかった。

乾との一問一答は以下の通り。

-守備の強い相手に思うようなサッカーができていなかった

乾 アトレティコもそんなに良くなかったし、勝てるチャンスは十分にあった。悪いサッカーはしていなかったと思うけど、決めるところを決められなかったとか、そういうところが後々、響いてくる。そういうところが出た試合かな。

-特に前半はチャンスをつくれなかった

乾 そうですね。(FW)ロレンの1本があったくらいだと思う。その後もいい試合はできていた。相手の怖いのはカウンターとか、こっちがミスした時とか、セットプレーだったので、そんなに崩される感じはなかった。後半は崩される場面もあったけど、それは自分たちのミスから。失点シーンもそう。自分たちのミスで奪われた形なので、修正していかないといけない。強い相手は1発で決める力がある。強い相手に勝つには、そういうところを意識してやっていかないと。

-いろいろな選手が、いろいろなポジションで起用されている

乾 (FW)テージョは最近の2試合で結果も出していましたし、彼も去年まではあそこのポジションをやっていたわけなので、妥当な判断だったと思うし、結果を出している選手を使っているのは当たり前。そこに関しては何の不満もない。自分自身は結果を出せていないので、出られなかったことに関しては仕方がないこと。ただ、チャンスはあると思っているので、しっかり準備をしていこうと思っています。

-試合に出るために、どうアピールしていくか

乾 練習からやっていくしかない。試合に出るだけが全てじゃないですし、練習からアピールができる。あとは試合に出た時に、しっかりアピールできるように、頑張っていきたいと思います。

-連戦が続いた後、代表ウイークでしっかり練習できるのはプラスか

乾 抜ける選手もいる。チームに残れるというのはプラスだと思って、自分自身は考えてやっていきたいなと思います。(山本孔一通信員)