ユベントスのユースに所属しているとうそをつき続け、自身のインスタグラムのフォロワー数を増やしたメキシコ人の若者が話題になっている。

11日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、19歳のディオニシオ・ファリド氏はユベントスのU-20(20歳以下)に所属する選手だとして、自らのことをインスタグラムにアップ。顔写真は実際にユベントスのユースに所属するジョアオ・セラーオの写真を使っていたという。

これがキッカケとなり、10カ月前に地元の情報サイトがインタビューを行う事態にまで発展した。このインタビューでファリド氏は「早いうちにアレグリ監督に呼ばれるだろう」とコメント。うそを続けた結果、フォロワー数が1万6000人まで増加したと伝えた。

だが、自身でアップしたプレー動画では、もたついた走り方や、タイミングがずれたヘディングなど、サッカー選手としてはあまりにもお粗末なプレーが映っていたという。これには多くの人が疑問を持ち、実際には所属していない選手であることがバレてしまった。現在はアカウントを全て削除したという。