世界王者フランスの危機を途中出場のFWエムバペ(パリサンジェルマン)が残り5分から全得点に絡む活躍で救った。

欧州ネーションズリーグのドイツ戦を控えたフランスは、主力を休ませてホームでのアイスランド戦に臨んだが、前半30分にMFビャルナソン(アストンビラ)、後半13分にはDFアルアソン(ゲンチレルビルリイ)に決められ、2点ビハインドのまま残り5分となり、3月のコロンビア戦以来14試合ぶりの敗戦が濃厚となった。

しかし、同15分にFWグリーズマンに替わって投入されたエムバペが同41分、ペナルティーエリア右の角度のないところから放った強烈な右足シュートが相手GKの手をはじいた後、相手DFに当たってゴールに転がり込むオウンゴールとなって1点差に迫り、同45分にはPKを右足で相手GKの逆を突くゴール左へ蹴り込んでドローに持ち込んだ。