ドルトムントのハンス・ヨアヒム・バツケ社長は、FWマルコ・ロイスが同クラブで引退することを強く望んでいるようだ。2日付のビルト紙(電子版)が伝えた。

ユーロスポーツのインタビューに応じたバツケ社長は、今季からドルトムントで主将を務めるロイスの今後について聞かれた際に「(ロイスがドルトムントに残り続けることは)願いでも、夢でもなく、これからそうなっていくものだ。彼にとってボルシア(ドルトムント)は、単なる“雇い主の1つ”などではない。彼はドルトムントっ子であり、ここは彼のクラブなのだ」と話したという。

またロイスの引退後に関しても、すでに青写真は描かれているようで、「もし彼が望むのであれば、我々はなんらかの形で彼をこのクラブに残すだろうね。当然のことだよ」とコメントした。5月31日に30歳となるロイスは、ドルトムントとの契約を2023年6月30日まで結んでいる。(鈴木智貴通信員)