アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(26)は、所属クラブのインテルミラノから差別的な扱いを受けたとして訴えると、31日付の英スカイスポーツ電子版が報じた。

イカルディは現在、クラブの広告撮影やユニホームを着用しての集合写真などからも外されたほか、練習もチーム練習に参加できず、個別練習をさせられている。また、コンテ監督の指示により、フォワードだけが参加するポジション別トレーニングにも参加させてもらえていない。

イカルディはクラブから正当な扱いを受けていないとして賠償金150万ユーロ(約1億8000万円)とトップチームへ戻してもらうことを請求するという。クラブが自身に対して明らかに差別的な行動をしたと、公開された法的文書の中で主張した。また、同文書の中で、全面的な練習復帰と年俸の20%(約150万ユーロ)にあたる賠償金の請求を求めた。

同選手は今年1月、クラブと契約でもめたことにより主将を剥奪されていた。(A・アウグスティニャク通信員)