16年に3試合だけ柏レイソルの監督を務めたミルトン・メンデス氏(54)に、性的暴行の疑いがあるとブラジルメディア、グロボエスポルチが4日までに伝えた。

8月末から同国2部サン・ベントの監督を務めている同氏が、サンパウロ州ソロカバ市内のホテルで調理担当の従業員に乱暴した疑惑があり、警察の聴取を受けているという。

同メディアによると、従業員が被害届を地元警察に提出。事件があったとされる日の翌日から調べが始まっており、捜査のためホテルに防犯カメラの映像提供を求めている。ホテルの支配人は告発について「警察に協力している」とだけコメントした。

一方、サン・ベントのマルシオ・ロジェリオ・ディアス会長は「詳細を確認できていない。クラブに対して、まだ市民警察からの通知も召喚もない」と述べ、本人も無実を主張しているという。