トットナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、7日のバーンリー戦でFW孫興民(ソン・フンミン)が決めたワンダーゴールに対し、元ブラジル代表のロナルドのプレーを引き合いに出したと7日付英スカイスポーツ電子版が報じた。

今季最優秀ゴール賞にノミネートされそうな孫興民のゴールは前半32分、自陣のボックス脇でボールを拾うとドリブルを開始。緩急をつけたドリブルで周囲を囲んだ5選手をすり抜けると、さらに相手陣内で2選手の間をスピードを生かして突き抜け、そのままGKとの1対1を制し、ゴールを決めてみせた。この衝撃の独走ゴールを含め、トットナムはバーンリーに5ー0で大勝した。

モウリーニョ監督は、ボビー・ロブソン氏がバルセロナを率いていた際にロブソン氏の下で働いていた。ロナルドが1996年10月12日のコンポステラ戦で決めた、自陣から60メートルの距離を突破してのゴールと比べた。

「僕の息子は、このゴールが決まる以前から、孫のことをソンナルド、ソンナルド・ナザーリオって呼んでたよ。私が思い浮かべていたのは、ボビー・ロブソン監督の隣に座っていたことが名誉なことだった1996年のバルセロナ対コンポステラ戦で、ロナルドが今日と似たようなゴールを決めていた。素晴らしいゴールだった」と試合後に語った。

「昨日、孫の両親と会う機会があった。彼が素晴らしさが、どうやって出来上がったのかが理解できたよ」と続けた。(A・アウグスティニャク通信員)